マーフィーの法則を分かりやすく解説すると共感から核心も説明できる|ジョセフマーフィーの潜在意識活用法

今回は、マーフィーの法則について分かりやすく解説します。

何となく耳にしたことも多い、マーフィーの法則ってありますよね。

その中には、マーフィーの法則って本当?と疑問をお持ちの人もいます。

マーフィーの法則の分かりやすい解説を見たい
マーフィーの法則を活用したいから分かりやすく教えて

こうした想いをお持ちの人もたくさんいます。

マーフィーの法則を使える人は、願望を叶えるために潜在意識を活用できるようになります。

そのためには、マーフィーの法則がどのように作用するのかを知ることが重要です。

マーフィーの法則は、活用できれば願望実現に活かせますが、勘違いすれば望まないことを叶えます。

こうしたマーフィーの法則の重要なポイントを知らないことで、損をしている人も多いです。

そこで今回は、初めての人にも分かりやすく、マーフィーの法則について解説します。

この記事を見ると、マーフィーの法則の生い立ちから活用方法まで分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速、マーフィーの法則とはどのようなものかについて解説していきます。

この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

ナポレオン・ヒル財団|アジア/太平洋本部
公認販社リアライズ オーナー

マーフィーの法則とは

まず、マーフィーの法則には二つあることを知っておく必要があります。

なぜなら、二つともマーフィーの法則と呼ばれているので、これを知らないと混乱するからです。

一つは成功に関する法則で、もう一つは失敗に関する法則となります。

成功のマーフィーの法則は「習慣的に考えることは、良いことも悪いこともその通りになる」という法則です。

この法則は、ジョセフ・マーフィー博士が提唱したものです。

ちなみに、こちらの成功のマーフィーの法則が、マーフィーの法則のオリジナルとなります。

マーフィー博士は神学、哲学、法学、薬理学の博士号を持ち、講演家や牧師としても活動していました。

この法則では「人の根本に在る潜在意識の力を活用すれば、成功も幸福も手にできる」としました。

ジョセフ・マーフィー博士は自身の活動の中で、世界中の人達の悩みを潜在意識の活用法で解決しました。

その実績と評判から、世界中で高い評価と称賛を受けることになります。

しかし、潜在意識という存在を信じるのは難しいと、心の内面に在るメンタルブロックが邪魔をします。

さらに、それが成功や幸福にフォーカスすると、更に強いメンタルブロックが発生する人も多くいます。

その結果、マーフィーの法則を活用できない懐疑的な人もたくさんいました。

そんな時、世界中を巻き込んで「分かる分かる」「確かにそうだよね」と世界の納得と共感を得た法則があります。

それが、皆さんご存知の失敗に関する、パロディのマーフィーの法則です。

パロディのマーフィーの法則とは「失敗すると考えたことは、必ず失敗する」というものです。

代表例は「トーストはバターを塗った面が床に向いて落ちる」というものです。

これは、空軍大尉のエドワード・マーフィーという人が提唱したものとされています。

彼は、失敗することにフォーカスして「二つのことを考えれば、必ず良くない方が実現する」としました。

そして、自身の実験の経験エピソードが会見で引用された際に、現代で言うバズを引き起こします。

つまり、マスコミによって、パロディのマーフィーの法則が広く伝えられた、とされています。

しかし、ここからが「事実は小説よりも奇なり」とでも言うべき内容です。

実は、実際にはこのエドワード・マーフィーが発祥かは不詳、としているものがほとんどなのです。

しかし、ネットでは何故かこの人が発祥の説が多く唱えられています。

不詳の理由は、以前から世界中でジョセフ・マーフィー博士によって、オリジナルの法則が広まっていたからです。

それなのに、こちらが発祥としたらおかしくなるので、不詳とされるのも当然といえば当然です。

それからは、よりユーモラスに、より多くの人の共感が得られる内容のパロディの法則が一般大衆に受けました。

そして、面白おかしくしたものが書籍化されたり、SNSで発信されたりしています。

ですので、潜在意識の活用が目的なら、ジョセフ・マーフィーのオリジナルの法則を活用しましょう。

マーフィーの法則をわかりやすく解説

それでは、今回の本題であるマーフィーの法則について分かりやすく解説します。

まず最初に、マーフィーの法則は「祈れば良い」というものではないのはご存知ですか?

潜在意識を活用できない、その通りにしても上手くいかないという人は、考えを改める必要があります。

マーフィーの法則について理解が浅い人の場合「祈れば叶う」的な曲解をしていることが多いです。

しかし、実際には祈るのではなく、願望の入力を反復させるのです。

確かに、マーフィーの法則について、このチャンネルで動画にしている中でも「祈り」という表現はあります。

しかし、わざわざAIさんが読み上げると分かりづらくても、願望の入力(祈り)と表現しています。

では、なぜ願望の入力を「祈り」と表現しているかというと、マーフィー博士が牧師でもあるからです。

マーフィー博士は、牧師として人々を救済する際に、聖書を活用していました。

実際に、マーフィー博士の対応には、聖書の対応も非常に多く用いられています。

こうした背景から、願望を反復して入力することは、祈ることに似ているのでそう表現しているのです。

さらに、潜在意識という心の力は、宗教における神の概念と近いので「内なるスピリット(神)」としています。

おまけで、無限の叡智という概念は、潜在意識の活用時に、説明できない火事場の馬鹿力が働くことがあります。

こうした説明しづらい力や現象のことを「無限の叡智」や「宇宙の力」と表現されています。

こうした背景を理解しないと「怪しいヤバいヤツか」と思われがちですが、中身は意外とロジカルなものです。

二つ目は、マーフィーの法則は潜在意識を活用するものである、ということです。

この事自体は、既にご存知の人も多いでしょう。

しかし、一歩進んで「どうやって?」となると、途端に止まってしまう人も多いです。

マーフィーの法則では、潜在意識の活用方法を非常にわかりやすく解説しています。

その方法とは、実にシンプルで「反復による上書き」というものです。

人間には二つの意識があり、一つは顕在意識でもう一つは潜在意識と言います。

顕在意識とは、分かりやすく言うと頭で考えていることであり、潜在意識とは、心で考えていることです。

人には、意識的な行動と無意識下での行動の二種類があります。

潜在意識に落とし込まれたものは、習慣化しているので無意識でもこなすことができます。

例えば、歯磨きやお風呂などは手順が決まっており、頭で考えなくても勝手にこなしていますよね。

また、玄関で靴を履く時にはどちらから履くか考えなくても、勝手に足が動いています。

毎日の通勤経路も、何も考えなくても勝手に足が進んでいますよね。

そして、反復によって刷り込まれたものは、覚えようとしなくても勝手に覚えているものです。

例えば「スカッと爽やか?」「赤いきつねと?」と言われれば、コカ・コーラとたぬきが出てきます。

このチャンネルの視聴者の9割が35歳以上なので、この文言にしましたがこれって必死に覚えましたか?

そんなことはありませんよね。これが潜在意識の反復による力です。

一つは本人の意識、無意識にかかわらず反復されたものは、自分の潜在意識に刷り込まれるという事実。

そして、もう一つは意識によって反復されたことで、潜在意識に刷り込まれたという事実です。

先程の例なら、歯磨きやお風呂、毎日の通勤経路が意識の反復によって刷り込まれたものです。

皆さん潜在意識にお熱になるあまり、意外と軽視しがちなのが顕在意識です。

顕在意識、つまり頭で常に「無理だ」「うまくいくわけない」と反復すれば、それは潜在意識へ刷り込まれます。

つまり、あなたを制限する諸悪の根源がここにあります。

ただし、既にその刷り込みが完了しており、潜在意識に落ちている場合は、より凶悪になります。

これらを望ましい考えによって上書きして、本来の力を取り戻しましょうというのがマーフィーの法則です。

三つ目は、あなたを制限しているメンタルブロックを外しましょう、というものです。

なぜなら、あなたの行動や思考を制限するものはあなたの中にしかなく、ただの思い込みだからです。

こう表現すると、よく「望みの刷り込みも思い込みじゃん」という人がいますが、ほぼ正解です。

でも、それで望みが叶うなら、正に願ったり叶ったりですよね。

望みの刷り込みも思い込み、でも願いは叶わないという現実があるなら、問題ですし一理あります。

しかし、刷り込みによって願いを叶えたり、願望実現することができるなら、何も問題がありません。

むしろ、やらない理由が見当たりませんよね。

とは言え、簡単にこのメンタルブロックというものは外せるものではありません。

そして、メンタルブロックがあることに気付けない人も多くいます。ここが、非常に問題なのです。

マーフィーの法則では、自分のメンタルブロックに気付くためのポイントがあります。

それらを活かすことによって、目標を達成したり、願望を実現できるようになるのです。

マーフィーの法則が分かりやすいと共感される理由

これまでに述べた通りで、マーフィーの法則は潜在意識の力を活用して願望を実現させる法則です。

しかし、中にはこのシンプルな真実に、なかなか共感できない人も多いことでしょう。

それはなぜかと言うと、本当にそれで自分を変えたり、願いを叶えられるか疑問だからです。

ところが、ここでパロディのマーフィーの法則を持ってくると、非常に理解がしやすくなります。

パロディのマーフィーの法則が、分かりやすいと共感される理由は二つあります。

一つは、多くの人が経験済みのことであり、二つ目は、実際にそうなることが多いからという事実です。

ここで、世間で語られる「悪い想像をしたらその通りになる」というエピソードを思い返してみてください。

これらは、自分も体験したことがあり、内容に納得と共感が持てないと賛同できません。

この事実は、オリジナルのマーフィーの法則もその通りである、と実証することとなりました。

なぜなら「習慣的に考えることは、良くも悪くもその通りになる」の「悪いこと」のみ叶うことはないからです。

つまり「分かりやすい」と共感と納得を得たことで、オリジナルのマーフィーの法則も市民権を得ました。

しかし、ここで面白いのが、人には先程の「メンタルブロック」というものが在るという事実です。

失敗談というものは、分かりやすいので面白おかしく共感ができます。

しかし、成功に関してとなると「それはちょっと…」と急にブレーキが掛かります。

マーフィーの法則に共感できても、成功の部分に関しては、同じように肯定できる人は少数だったのです。

ところが、ここまでもオリジナルのマーフィーの法則内で語られていることでした。

そして、実際にその通りになっていることから、より分かりやすく実証されることとなりました。

まず、マーフィーの法則は「習慣的に考えていることは、良いことも悪いこともその通りになる」ものです。

そして、マーフィーの法則の中では次のように語られています。

「人は潜在意識の力によって、思考も行動も習慣も管理されているので、潜在意識を変える必要がある」

そして、この潜在意識に肯定的な考えや発言を反復させることで、力を活用するのが基本になります。

ところが、この際にフィルターの役割をするのが、メンタルブロックであるとしています。

「メンタルブロックが邪魔をする限り、どんな肯定的な願いでも、潜在意識に到達することはありません」

ここまでが、マーフィーの法則の中で説かれている内容です。

ですので、潜在意識の力を活用して願望実現するなら、まずは心構えを積極的にする必要があるのです。

ここでもう一度、ネガティブなパロディのマーフィーの法則を振り返ってみてください。

つまり、共感と納得をしている人たちの思考や行動です。

この人たちは、自分が理解できるネガティブな事実にアンテナを張り、それに興味や共感を持っています。

しかし、そのベクトルが正反対になると、急に尻込みしてしまうという状況です。

これこそ正に、ジョセフ・マーフィー博士の語る、メンタルブロックの存在の証明です。

そして、不幸を願う人が、なぜ不幸なのかを分かりやすく証明しています。

同時に、こうした状況であればどれだけ成功について考えても、その通りにはならないという事実です。

つまり、肯定派がごく少数である事実から、成功のマーフィーの法則が立証されることとなったのです。

分かりやすさがマーフィーの法則の証明になる

マーフィーの法則とは「習慣的な考えは、良いことも悪いこともその通りになる」という法則です。

その内容は、習慣的な考えは潜在意識に反映され、メンタルブロックが邪魔をしてきます。

ですので、まずは心構えから変える必要があるという法則です。

心構えを積極的なものへと変えたら、メンタルブロックは排除されます。

そうしたら、あとは祈りによる反復によって、望ましい願望を入力して、計画を立てて実行へと移す。

これがオリジナルである、ジョセフ・マーフィー博士が提唱するマーフィーの法則です。

「悪い事実が起きるであろうことを、習慣的に考えているから本当に起きる」

世間が共感しているパロディーのマーフィーの法則も、向きが違うだけで全く同じ内容ですよね。

最後に、マーフィーの法則について語っていても、誰も触れていない核心について解説していきます。

分かりやすさから知るマーフィーの法則の核心

ここからは、ちょっと難しい話になるので、頭を柔らかくしてお聞きください。

マーフィーの法則を「分かる」「笑える」「面白い」と言っていても、正反対にすると足踏みする原因は一つです。

それは、半分は皆さんが既に口にしているのですが「分かる」と「できる」は全くの別物であるということです。

そして、もう半分はこの二つは連動するわけではないということです。

例えば、パロディのマーフィーの法則の「洗車をすれば雨が降る」は「分かる」となります。

ですが「やってみて」と言われたら「狙ってはできない」ですよね。

唯一「雨が降るのを見越して洗車する」ことをすればできます。

ですが、この場合は条件を同じにするなら、洗車をした後に「雨を振らせなければ」いけません。

これを「できますか?」と言われたら、人の力では到底できませんよね。

同じように、トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちることについても考えてみて下さい。

「バターを塗った面が地面に接地するように落として」と言われても「そうなる」可能性はあります。

しかし「大体そうなる」かと言われれば、そんなことはありません。

つまり、面白いマーフィーの法則も「分かる」けど「できるのか?」と言われたらそうではありません。

この事実についても、面白い冗談があります。

それは、猫の背中にバターを塗ったトーストを貼り付け、猫を落とせば回転し続ける永久機関が出来るというものです。

さて、ここで話を核心に戻しますが、この「分かりやすさ」という点から、ある事実に気付くことができます。

パロディのマーフィーの法則は、実際には「できない」けど「分かる」と共感できるものでした。

一方で、オリジナルの法則も「分かる」けど「それはちょっと…」とブレーキが掛かり「できない」となります。

おや?こうしてみると、実際のところはどちらも「同じ」ではありませんか?

その違いは、パロディの失敗の場合は「分かる」に焦点を当てています。

それに対し、オリジナルの成功の場合には「できる」かどうかに焦点を当てているだけです。

ここまでで、実はどちらも同じであるという事実に気づいたことで、核心の次のステップに入ります。

先程の証明で「実はどちらも分かるけど、実際にはできない」ということが分かりました。

核心の次のステップは「実は出来ない、それならその共感と理解は、どこから生まれるのか?」です。

マーフィーの法則は面白くて分かるけど、でも実際にはできないよね。

なのに、人間の力では無理な現象について、多くの人が共感できてしまうのは、何故でしょうか?

それは、自分が「出来る」と意識するしないに関わらず「出来てしまった」経験があるからです。

マーフィーの法則で、分かりやすい笑えるエピソードを持ってくるのであれば

・急いでいる時に限って、並ぶといつもより長い
・探している時に限ってタクシーが見つからない

これらも「分かる」と共感できる人は多くても「やってみて」と言われたら、狙ってはできません。

なのに、なぜ共感が多いのかといえば「出来てしまった」経験を持っている人が多いためです。

これが出来た理由は「そうなることについて、強く何度も考えたから」です。

・急いで!いつもより遅くなったらヤバい!
・タクシー見つけなきゃ!捕まらなかったらどうしよう

こうして強く、重く、長く考えていた想いが、無意識の内に現実になったのです。

これらが、どこで行われているのかと言うと、潜在意識という部分です。

つまり、先程までは「実はどちらも分かるけど、実際にはできない」でした。

しかし、エビデンスがある以上は「実はどちらも分かるし、出来る」に変わるのです。

もし、このエビデンスが「出来た経験を持つ人が三人もいます」では当てになりませんよね。

しかし、パロディの法則によって世界中で共感を得ている事実を考えれば、無視することは出来ません。

そして、失敗について出来るのであれば、同様に成功についても出来ないとおかしいことになります。

つまり、自然と成功のマーフィーの法則に関しても「できる」という結論になります。

ここからは「ではなぜ出来たのか?」を追求していきます。

そのために、オリジナルのマーフィーの法則で語られている、潜在意識の力について着目していきます。

マーフィーの法則から潜在意識の力を知る

オリジナルのマーフィーの法則では、潜在意識の力を活用する方法について、分かりやすく語られてきました。

成功に関する法則については尻込みしてしまうのも、先ほども挙げたメンタルブロックです。

しかし、パロディのマーフィーの法則に対する多くの人の共感から、成功の法則も認めざるを得ません。

マーフィーの法則も、まさか転用されて分かりやすさが生まれるとは思ってもなかったでしょう。

さらに、その主張の正当性まで立証されることになるとは、予想外なはずです。

しかし、意図的に仕組まれたのでもなく、全て世界中の人々が自分の行動で証明したことです。

潜在意識の力とは、人を動かすことも、人間に理解できないことも現実にできる力を持っています。

これについては、世界中で皆さんがパロディのマーフィーの法則に関して、共感した事実がすべてです。

マーフィーの法則について、懐疑的な人が多い時代には、否定する主張の人が多いので意見が通りました。

しかし、現代においては、その割合は大幅に逆転しました。

つまり、懐疑的で否定的な人の声の方が、少数派になってしまったわけです。

マーフィーの法則について共感できる大多数の声が、潜在意識の力の裏付けとなったのです。

自分が心の奥底で「そうなる」と強く想ったことは、本当にその通りになります。

これが潜在意識の持っている力であり、マーフィーの法則です。

もちろん、ただ考えるだけではなく、メンタルブロックを排除し、積極的心構えを構築する必要があります。

なぜなら、パロディの法則でもベクトルが違うだけで「そうなる」と考えていたからです。

つまり、肯定的な考えのフィルターとなるメンタルブロックの一切を排除し、消極的な心構えの状態でした。

分かりやすく言うと、ベクトルを正反対にして活用することで、良くないことが現実化したのです。

ですから、もし肯定的な考えや願いを叶えるなら、その全てを反転させる必要があります。

例えば、あなたがどれだけ成功を願っても、失敗する現実があるとしましょう。

それは、パロディのマーフィーの法則と同じ潜在意識の状態だということです。

ですので、願望実現を望むなら、潜在意識の力を正しく理解して、自分が望む方向へ活用しましょう。

潜在意識を上書きしたクライアントの実話

私のクライアントでも、潜在意識を上書きしたことで自分を変えた実例があります。

この女性は、自他共に認めるネガティブの塊のような人でした。

よく、その人の発する雰囲気やオーラ的なものってありますよね。

私は自分の目で見えないものは信じない人ですが、この女性は立ち振る舞いすべてがネガティブでした。

そして、発言も世間でよく言う「フラグ」を立てるようなものばかりでした。

もちろん、フラグを立てることで実際にそうなるので「もぅ~」「なんで~」と、もはやお家芸のようでした。

元々は、私の趣味の集まりに参加していた人だったので、特段ふれることもしませんでした。

しかし、私自身にも「この人変えたら面白いだろうなぁ」という興味がありました。

そして、本人もちょうど結婚を意識し始めたことで、周囲から自分を変えなさいと言われていました。

これは、私に話を振られる流れだろうなぁと感じたので、どうせなら自主的に話を振ってみました。

趣味の流れですし、私自身も興味があったので、本人が望むなら友人として受けようと思ったのです。

すると、本人も乗り気だったので、ここから彼女の挑戦が始まりました。

本当はプログラムを使うのが早いのですが、それでは仕事になるので敢えて使いませんでした。

具体的には、私自身が彼女のプログラム代わりになりました。

それこそ、恋人でもこんなにやり取りして、時間を共にしないだろうという程に接しました。

そして、一つずつマズいポイントと考え方、発言について修正していきました。

すると、少しずつ彼女は毎日を過ごし、色々と考えることが楽しくなってきました。

これは蛇足ですが、自分がネガティブであると認識している人ほど、変わるのは早いものです。

なぜなら、自覚があるので認識も早いことで、修正も的確に行えるからです。

逆に、自分はポジティブであると勘違いしている楽観的な人や、潜在的なネガティブな人ほど時間が掛かります。

話を戻しますが、結果的に彼女は、一年後には見違えるような人に変わりました。

これまでのネガティブな立ち振舞いもなくなり、お家芸だったものも完全に封印されました。

周囲の友人も「スゴイね、もう完全に別人じゃん!」と驚いていました。

この劇的ビフォーアフターをしたかったので、敢えてこの期間は、趣味の会に出ないようにしていました。

そして、この状態なら魅力的な人として結婚も視野に入るだろう、ということで婚活を始めました。

結果、彼女は婚活からパートナーを見つけ、出会ってから8ヶ月後には結婚して式を挙げました。

私も式に参加しましたが、もちろん嬉しいですが、父親でも元彼でもない、何とも不思議な気持ちでした。

今では、過去の面影はなく、お子さんと家族三人で幸せに暮らしています。

今回はマーフィーの法則について、初めての人にもわかりやすく解説しました。

その中で、マーフィーの法則の信憑性についてもロジカルに説明しました。

マーフィーの法則自体は、とてもシンプルなものですが、実際に取り組んでみると結構大変です。

なぜなら、メンタルブロックを外したり、心構えを消極的から積極的に変えるのは時間が掛かるからです。

分かりやすく例えるなら、あなたの頭と心にある、頑固な汚れを落とす大掃除のようなものです。

この頑固な汚れが、何十年と蓄積していたものなら、一瞬で簡単に落とせるほうがおかしいですよね。

もし、これが一朝一夕でできるなら、世の中は成功者たちで溢れかえっています。

仮にそうなっていたら、成功者に価値などなくなってしまいます。

しかし、現実にそのようなことはありません。

つまり、一瞬でどうにかできるような裏技や秘伝の奥義など無い、ということです。

こうした現実を受け入れ、毎日一歩ずつ努力した人が、結果的に自分を変えることに成功します。

世の中の成功者たちも、一歩ずつ努力を続けた人たちですよね。

マーフィーの法則を活用するのであれば、毎日継続して習慣化させることから始めていきましょう。

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

今日学んだ内容を実践してみて、一緒に一歩進んだ明日を迎えましょう。

それでは最後に今回の記事の要点です。

まとめ
  • マーフィーの法則は潜在意識を活用する法則
  • 潜在意識を変えてメンタルブロックを外すことが重要
  • 世界中の人達の行動と共感が法則の存在と内容の証明